2013年6月26日水曜日

Tonight,I love you






月を拾いに行ったままあの子は帰ってこなかったけどべつにそれでも構わないんだ
今日は雨がふっていたからナッツバーをつくった
夕方には家の前の森のアカマツがとても心地良さそうに歌ってた
サブレが入っていた黄色いブリキの缶に、ナッツバーとアカマツの歌をひとつずついれて
384,400km先のあの子へ贈るために、庭に埋めた
大きな月の光が、さんさんと白くて、初夏の風を枕にして眠る木の葉に影をつくって、遊んでた
ふりそそぐ 384,400km先 1.3秒の隙間 いつでも

いつか届くだろう
愛してるよ
今夜も


2013年6月2日日曜日



それっていうのは、大昔の呪いで、伸びて、絡みつく、いまでも


37℃をこえる熱を三度過ぎて、何かが呼吸をはじめた。
小さいときによく見ていた夢をまた見るようになった。
景色とか、においとか、そこで自分がしていることとか、わからなかったんだけど、十数年ぶりに見るそれはとてもたくさんの意味を持ってた。
もし本当にあれがただの夢(無意識の領分や記憶の整理整頓として眠ってるあいだに脳みそがもぞもぞしてること)じゃないんだとしたら、あまりにもできすぎてる。
し、あと最近は夜に歩いてたり地下鉄の階段をのぼっているときとかによく8歳と14歳と17歳のわたしがわたしの後をつけてくる




過去→→現在←←←未来
     ↓
     ↓
             ↓
             ↓
     ↓
つまり  今  が一番遠いところにあって、過去の方が現在に近い



だってさ、どうして大人になるまでの時間ってこんなにも長いんだろうって、秋の終わりの、あのちいさな町の、まだ太陽がのぼるまえの、あのちいさなまちの浜辺で、あの子と泣いてたときのこと、きのうのことみたいにおもってる