2013年3月28日木曜日

かみさまの眼は青かった


2時間お湯のなかにいていろいろなことがすっきりして、それと同時にいろいろなことに腹が立ったのでブログをつくろうと思って、でもどこのブログが心地よいのかわからなくて、だから自分がいちばんに心地よいと思う日本語をつかう女の子が居る場所にした
佐々木里菜という子で、写真を撮ってる
素敵な人やかわいい子はいくらでもいるけど、美しい人はそんなにいない、彼女は美しい とても
そうやって 髪の毛をドライヤーで乾かしながら ここは生まれた

きのうは一日にふたりのお父さんと会って、ひとりはわたしの肉体をつくったひとで、そのひとは「盆暮れ正月は実家に帰ってこい」と言った。もうひとりには「もう帰ってくるな」と言われたので、盆暮れ正月は絶対に顔を出しに来ようと娘は思った

帰ってくるなという方のお父さんは隻眼で、60歳を過ぎていて、でも誰よりも柔らかい脳みそで世界を見渡す
「目がきれいだとか、瞳がまっすぐだとか言う奴は信用ならん」と父は言うけれど、幼稚な反論にすら本気で怒って睨んでくる、あんなにも真冬の川みたいに透き通る目をわたしは他に知らなくて、そんな目でそんなこと言われてもな、と娘は思ったけど口には出さなかった、来世で言おう

18歳のときには22歳なんてどんなに大人だろうと思ったけど、気付いたら8歳くらいになってる
それを真冬の川みたいな父に言ったら
「自分に自信がついて素直になっただけだ、思春期みたいに自分に自信のない人間は取り繕って自分を隠す、だからおまえはすこし大人になったんだよ」
と言われた

何もしなくても、時間はつみかさなって、生きた数字は増えてく
にんげん が便利に生きるためにつくったカウントでしかないのだなと、深夜2時まで22歳ふたりとお酒を呑んでもからりと歩く62歳を見て
長生きしてね 白杉さん きっといつかとびきりの音楽をプレゼントするから

四年間、家族みたいな時間を過ごして、何かしらの尊いかもしれないものを一緒につくった友人たちは、ほとんど東北を出て行った
五日後にはわたしも出て行く
携帯に残ってたアドレスをぜんぶ消した
本当に本当に好きなひとにはまた会えるって知ってる それは今のカウントを飛び越えた場所かもしれなくて、でもまた会えることだけを知ってて、たぶんわたしはずっとずっとそうやってきてここに居た、ということも知ってる
色々な事情でここから去って行った人たちすらもまた

みんな本当はぜんちぜんのう なんだよ 本当だよ

あー
Facebookとか本当に窮屈で退屈で馬鹿みたいに便利だ
iPadがやけに明るいと思ったら満月だった
「月齢に甘えんな」と、後輩の女の子が言っていたことを思い出した





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